当院では、Ｈ３１年２月末をもちまして
健康保険の取り扱いを終了させて頂きました。

３月からの新体制へ本当の思い。

新たな診療システムとなります。

たにかわスポーツ疾患・研究室（旧：たにかわスポーツ接骨院）は今年で１０年目を迎えます。
これまで本当に様々な方が来院されて行きました。
１年間だけでも１０００人ずつ患者さんが増え行く中で本当に日々様々な疾患とも真剣に向き合って来ました。

接骨院では１週間に一人新患さんが来院すれば良いと言われています。
同じ患者さんを頻繁に来院させる院も多い中、たにかわでは１日平均５人は多方面から新患さんが来られてました。

混雑するシーズンは５時間６時間待ちも度々ありました。
最後の方をお呼びする時間が深夜の１時と言う日も良くありました。

スタッフには終電が無いので全員タクシーで帰って貰う事も毎晩の様にありました。

皆様とのご縁もあり学校で捻挫したら新幹線で県外から駆けつけてくる事も何度もありました。
だからこちらも全力で応えたい！

またジュニアアスリートが多く来院する中で保護者説明が上手く伝わらなかったり、
満足の行く治療が時間内に行えない事も私自身何度かありました。

また待ち時間が長く途中で治療を諦め帰られたり、現状はスタッフが休み人手不足でご迷惑をかけたり、
予約が取れず外来だけでは治療に辿り着かない思いもさせていた事もあったかと思います。

絶対にがっかりはさせたくない、

まず、３月からはこれらを全て納得の行くまで治療出来る環境を確保する事になりました。

現代の医療機関は３分間診療と言われる中、
中にはレントゲンを撮って適当に診断名を付けて膨大な保険請求をする。

リハビリは流れ作業で電気５分、マッサージ５分、痛みが強ければ注射、湿布で終わり・・・

納得の行く説明もない院も多い。

しかし接骨院では同じ様に外傷治療を行っても保険組合がケガの診断を認めない、ケースが増えてます。
どんなに良い治療を献身的に行っても患者さんへの不信感が残る、

また、国民医療費の増大に伴なう財政の圧迫を避けたいが為に健康保険組合から
患者様に文書や手紙が届きご迷惑をおかけする事も多くなっています。

病院で治らないから来院してくれる、
その現状は中々保険組合には届かないしこの先も益々国の制限はきつくなる、

まず、３月からはこの辺りを保険診療を廃止する事で、
治療の制限をなくし最良の治療を提供して行くつもりです。

３月以降の完全予約治療は１人の疾患を手術台のオペ同様に一治療で
満足の行く、自分自身も納得の行く結果を追求して行きたいと考えています。

治療は１時間から１時間半頂く事もあるかと思います、
これまでの待ち時間をすべて治療の時間に費やす思いです。

私が地方に行って治療する場面では殆どはこのスタンスです。
１回の治療で劇的に回復させる目的です。
治療回数は極力減らし治療費や通院に費やす時間も減らすシステムです。

尚、完全予約や受付も券売機になったりと何かと人員的削減などご不便も
生じるかと思いますがより親身になり一人一人励まし万全の体制を組み立てて参ります。

また今年は節目の年と感じております、
これまで本当に多くの疾患を経て来ました、特に足関節捻挫、ジュニアアスリート特有の疾患数は
クリニックや総合病院を遥かに超えるペースでした。

これらの実務経験を今年から地方や他県の方々へ還元出来ない物か２年前より真剣に考える様になっておりました。

実際、昨年から自分の今出来る最善を尽くせる機会を経験させて頂いております。

これまでご来院して頂いた方々があっての今の私の立場と技術を得る事が出来ました。

この先も日々研究し続け、一つ一つ真剣な現場であり続けて行きたいと思います。

３月以降、何卒よろしくお願い申し上げます<(_ _)>